◆初等中等教育局教科書調査官が筑波大学附属聴覚特別支援学校を視察◆

去る2月26日、初等中等教育局の教科書調査官17名が筑波大学附属聴覚特別支援学校(千葉県市川市)を訪問した。

筑波大学附属聴覚特別支援学校は、幼稚部から高等部専攻科を設置する日本の聴覚障害教育の代表的な学校で、普段は検定申請のあった教科用図書の調査を行っている教科書調査官にとって貴重な機会となった。

当日は、一貫教育である同校のすべての学部の授業のうち、乳幼児教育相談けやきルームでの1歳の盲聾児指導や小学部の算数の授業、中学部の詩の読解の授業、高等部普通科の習熟度別国語の授業、歯科技工科の歯の解剖の実習などを熱心に視察し、小学部6年生の公民の授業では、文部科学省の仕事について勉強する時間にあたり、児童から「文部科学省は何人働いているのですか」という質問が出され、調査官が笑顔で応える場面もあったが、「宗教はどのような仕事ですか」という難しい質問に調査官一同が顔を見合わせる場面も見られた。

また、聴覚特別支援学校ならではの施設である補聴相談室や聴力検査室なども視察し、その後行われた附属学校教員との情報交換会では、原島校長や伊藤副校長をはじめ各教科担当の教員と、聴覚障害教育について熱心に意見を交換していた。

なお、後日、教科書調査官が視察に対するお礼の手紙を出したところ、たくさんの質問をした小学校6年の児童たちから、お礼の言葉を添えた寄せ書きの手紙が文部科学省に届けられた。

小学部の授業

ICTを活用した授業

高等部専攻科造形芸術科の授業

聴力検査室

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