「共生社会を目指す講演とシンポジウム」を開催

去る12月12日に「共生社会を目指す講演とシンポジウム」が、筑波大学東京キャンパス文京校舎を会場に開催されました。

本講演及びシンポジウムは、平成27年度文部科学省委託事業「インクルーシブ教育システム構築モデル事業(スクールクラスター)」の一環として開催され、本学附属学校の児童生徒を中心とした関係者約150名が集まりました。

前半は、ロボットスーツHALの開発者として世界的に著名な山海嘉之教授(筑波大学大学院システム情報工学研究科)より「これからの共生社会を生きる筑波附属の子どもたちに伝えたいこと」をテーマとした講演を行っていただきました。テクノロジーが拓く未来や、共生社会に関する示唆に富むお話に、児童生徒は目を輝かせて聞き入りました。質疑応答の場面ではHALの原理や平和利用、身近な人への適用や今後の展望などについて多くの質問が寄せられ、山海先生はどの質問にも一つ一つ丁寧に答えてくださいました。

後半は「いろいろな人とともに生きるということ」をテーマにシンポジウムを開催しました。コーディネータである石隈利紀附属学校教育局教育長の進行で、附属聴覚特別支援学校と附属中学校の生徒は今夏に実施された黒姫高原共同生活の体験について、附属坂戸高等学校の生徒はインドネシアでの異文化交流体験について、そして附属視覚特別支援学校の生徒は通常の学校と特別支援学校を経た障害理解について、それぞれ話題提供がありました。いずれも、具体的体験に基づき、「共に生きる」ことについて、しっかりしたメッセージのある発表でした。発表について会場から感想や意見が寄せられ、「いろいろな人と共に生きること」について、参加者それぞれが考えを深める機会となりました。

山海教授の講演の様子

山海教授の講演の様子

シンポジウムの様子

シンポジウムの様子

コーディネータの石隈教育長とシンポジストたち

コーディネータの石隈教育長とシンポジストたち