「平成30年度第1回スーパーグローバルハイスクール連絡協議会・連絡会」を開催

去る6月29日に「平成30年度第1回スーパーグローバルハイスクール(SGH)連絡協議会・連絡会」が、筑波大学東京キャンパス文京校舎を会場に開催され、SGH指定校123校、アソシエイト55校、各教育委員会など関係者約300名が集まりました。

 

SGH事業は、グローバル・リーダー育成に資する教育課程等に関する研究開発を目的とし、平成26年度より実施されています。本連絡協議会・連絡会は、SGHの関係者が各校における研究の進捗状況や課題などについて情報共有を図ることを目的としています。

 

連絡会分科会第一部は、カリキュラム研究開発事例と題して8会場に分かれ、1会場指定校3校計24校の教員による発表が行われました。カリキュラム開発に焦点化して議論・共有するために、具体的にどのようなカリキュラムを開発し運用しているかについて各指定校から発表が行われた後、ディスカッションによって、より深い意見交換と人的交流が行われました。

 

午後、文部科学省が主催する連絡協議会が開催され、小幡泰弘文部科学省初等中等教育局国際教育課長の挨拶と「今後のSGH事業」について行政説明が行われた後、永井裕久筑波大学ビジネスサイエンス系教授によるSGH成果検証事業の速報について「継続すべき点・変更すべき点」と題した講演が行われました。その後、小形徳応文部科学省高等教育局学生・留学生課課長補佐による「留学生政策をめぐる現状と取組」について講演が行われました。

 

引き続き、筑波大学附属学校教育局(幹事校管理機関)が主催する連絡会が同会場において開催されました。濱本悟志筑波大学教授・附属学校教育局次長の挨拶で始まり、大川一郎筑波大学人間系教授・附属高等学校長による「SGH5年間の成果をどう次につなげていくのか-今後を見据えて-」と題した講演が行われました。参加者にとって意義深いものとなりました。

 

連絡会分科会第二部は、先進事例報告と題して8会場に分かれ、指定校18校の教員及び5つの連携機関等による報告が行われました。各指定校から、海外フィールドワークやサミット・フォーラムの実施、国内外の大学・企業・国際機関等との連携、特徴的な教育プログラムの実践など、先進的な取組について報告が行われ、活発な質疑応答が行われました。

 

参加者からは、「各発表校の独自の工夫や課題などがよく伝わった。今後のカリキュラム開発にとても参考になった。」「カリキュラム開発や、高大連携について具体的な事例を聞く機会がなかったので、とても参考になった。」「もう少しディスカッションの時間があってもよかった。」「プレゼンと小グループによる話し合いと、共に時間が不足していました。昼休みを減らしてでも時間を作るべきだ。」と熱意ある意見が多数寄せられました。今回の連絡協議会・連絡会を通じて各校の連携が更に深いものになり、研究開発が更に推進されることが期待されます。

連絡会の詳細についてはHPをご覧ください。http://www.sghc.jp/

 

スーパーグローバルハイスクール(SGH)事業は5年目を迎え、より一層の充実とその成果普及を図るため、平成30年12月15日(土)に東京国際フォーラムにて全国高校生フォーラムを開催する予定です。

筑波大学永井裕久教授より講演

SGH成果検証事業 速報「継続すべき点・変更すべき点」

〈連絡会分科会第一部〉カリキュラム研究開発事例発表

指定校24校の教員による発表及びディスカッションの様子

〈連絡会分科会第二部〉先進事例報告

指定校18校の教員及び5つの連携機関等による分科会の様子