「黒姫高原共同生活」を実施

本学では、文部科学省の受託事業「インクルーシブ教育システム構築モデル地域事業(スクールクラスタ)」の一環として、様々な障害のある児童生徒を含む筑波大学附属学校群の児童生徒が、7月28日から7月30日の3日間にわたり共同生活を行う「黒姫高原共同生活」を実施しました。小学3年生から高校3年生までの53名の児童生徒が参加をし、事前の準備と実践、児童生徒同士の交流を通して合理的配慮とは何であるのか、またその重要性を学びました。

児童生徒の実行委員会のメンバーを除いた各学校の参加者は事前に顔を合わせる機会が無く、最初は緊張していた子供たちも実行委員会によるバス内レクリエーションや昼食を一緒に取る中で、次第に自然と打ち解けていく様子が伝わってきました。黒姫高原に到着後は、車椅子の押し方など障害に応じたコミュニケーションの取り方を学び、飯盒炊飯やキャンプファイヤー、アイスクリーム作り、童話館・博物館の見学などの多彩な企画を通した交流が行われました。子供たち同士が自然にコミュニケーションを豊かにし、友達を作り積極的に関わろうとする姿は印象的でした。帰りのバス内では、一人一人が今回の共同生活の感想を述べる機会もあり、「同じ部屋のお姉さんや同じ班のお兄さんが面白かった」、「今回の経験を今後に生かしていきたい」といった声も聞かれました。また、出発時には心配・不安そうにお見送りをしていた保護者の方々も、無事に共同生活を終えた子供たちの笑顔を見て、3日間で大きく成長したことを感じたことと思います。

今回、3日間の共同生活に参加した児童生徒は積極的に交流を行いました。障害のある児童生徒も障害の無い児童生徒も大切な友達ができました。また多彩な交流活動を通して合理的配慮について学び体験をすることができた貴重な共同生活でした。