アメリカからの講師招聘によるTEACCH自閉症研修会を実施(附属久里浜特別支援学校)

当校では、これまでも2名程度の教員が海外に視察や交流に出向き、その成果を他の教員と共有する実践等を積み重ねてきた。このたび、一度により多くの教員が、有益で日々の実践の参考となる海外のプログラムや指導法等を学ぶため、海外から直接講師を招請する形での研修会を実施した。自閉症教育のメッカと言われる、アメリカ・ノースカロライナ州ウィルミントンにあるTEACCHセンターから、センター長他2名の教育心理士をお呼びし、自閉症幼児の指導のための研修プログラム「Ready,set,go」を当校向けにアレンジしてもらい、教職員悉皆で4日間(平成25年2月22日~25日)にわたる研修を行った。具体的には、講義、教材作り等のワークショップ、講師による模擬授業などを通じて、以下の内容について研修を行った。
(1)幼児期の自閉症の学習特性の理解を深め、一人一人に応じた学習環境の設定仕方。
(2)アセメントの方法、アセスメントから教材作成までの過程の分析方法。
(3)指導者と子どもとのやりとりの場面を観察し、子どもに合った言葉の掛け方や関わり方などの指導方法。
(4)実習を通して、更に子どもの実態や指導内容に合った教材の作成方法。
(5)本校で実践している1対1の指導(個別課題)や自立課題の取組、ワークシステムなどについて基礎となる理論。

今回の講師招聘型研修は、最新の指導法等を一度に全教職員が学べ、大変効果的な研修となった。 また、参加した教職員からは、「日頃の自分たちの実践を振り返り、これまでの指導法などの見直しができた」「今後の実践に生かす材料やヒントを沢山いただいた」などの感想が寄せられた。

教材育成のワークショップ

講師によるアセスメントのデモンストレーション

講師による模擬指導

研修に参加したスタッフ・教職員での記念撮影

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