インドネシアの特別支援教育視察団が附属視覚特別支援学校を訪問

9月25日(火)に、インドネシア教育省特別支援教育局職員、インドネシア教育大学教授および特別支援学校長ら計21名が、附属視覚特別支援学校を訪問した。

当校は、東京都文京区にある幼稚部から高等部、及び高等部専攻科を設置する我が国唯一の国立大学法人の視覚特別支援学校である。高等部専攻科には、職業教育課程として、鍼・灸・あんま・マッサージ師を養成する鍼灸手技療法科、理学療法士を養成する理学療法科、音楽家等を養成する音楽科を設置している。さらに、治療室も設置し、あん摩マッサージ指圧、鍼、灸等による地域等の方々の健康の維持・増進を目的とした生徒の臨床実習および有資格教員の研修の場となっている。また、当校では、タイ視覚障害児の理数科基礎教育に関する教員の資質向上支援プロジェクトに参加したり、インド共和国における視覚障害者の職業教育支援事業に協力したりするなど、アジア諸国の視覚障害教育や職業自立推進の寄与に尽力してきた。

当日は、学校概要説明の後、幼稚部、小学部、中学部、高等部の授業の様子を視察いただいたが、幼稚部での造形活動においては、活動に使用している素材や教室環境について熱心に質問し、記録をとっていた。また、中学部1年の英語の授業では、生徒たちの英語での自己紹介の後、簡単な英会話でのやりとりを行った。その後、治療室や理学療法科について説明を行った後、質疑応答に入ったが、点字や拡大教科書について、教育課程編成、指導内容の精選について等、様々な質問が出され、視覚障害教育への関心の高さが伺えた。また、当校を訪問された方々は、個々の障害等に応じたきめ細やかな指導や教材の工夫、充実した教育課程等に感銘を受けている様子であった。

帰り際に、インドネシアの生徒たちがつくった作品や各地方の民芸品等をお土産にいただき、再会を約束した。

幼稚部視察の様子

中学部の授業視察の様子

インドネシアより記念品をいただく

校長と視察団

 

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