インド共和国における視覚障害者の職業教育支援(附属視覚特別支援学校)

筑波大学附属視覚特別支援学校では、インド共和国視覚障害者の職業教育支援に資するため、1月末に独立行政法人国際協力機構(JICA)と「草の根技術協力事業(草の根協力支援型)」の業務委託契約を交わし、「インド共和国における視覚障害者の職業教育支援事業」を開始した。

当校は、高等部専攻科に職業教育課程として、あんまマッサージ指圧師・はり師・きゅう師を養成する鍼灸手技療法科を設置しており、1991年度から留学生の受け入れを開始し、1993年度からは各学年2名の留学生枠を設け、今年度までに中国、ベトナム、韓国、モンゴル、マレーシアなどアジア近隣から30名程の留学生を受け入れてきている。本事業は、このような当校のアジア支援の実績と世界最大数の視覚障害者を抱える中で「鍼灸あん摩療法の導入等による視覚障害者の職業自立推進を図る」というインド共和国の社会的背景・ニーズとに基づくものである。

本事業は、3カ年にまたがる計画であるが、2月上旬に当校教諭(プロジェクトマネージャー)と長期にインド共和国に滞在して指導者育成や指導環境整備に携わる長期専門家の2名が、インド共和国を訪問し、デラドゥーンの国立視覚障害者施設(NIVH)にてプロジェクト開始の式典に出席した。式典は多くの人の関心をよんでおり、本事業への期待の大きさがうかがえた。式典後は、アーメダバードのインド盲人協会(NAB)において、ミーティング、設備確認等を行い、本事業の鍼灸あんまマッサージ指圧指導員養成コースを開始した。

式典でのランプ点灯の様子

視覚特別支援学校寺崎教諭のスピーチの様子

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