平成28年度筑波大学危機管理研修を開催

平成28年10月7日(金)、東京キャンパス文京校舎において、平成28度筑波大学危機管理研修(附属学校教育局SD)を開催しました。

学校を取り巻く社会環境が急激に変化するなか、学校内では様々な課題が複雑・多様化しています。本危機管理研修は、このような状況に鑑みて平成22年度から附属学校教員を主な対象として実施しています。今年度は、問題を未然に検知することや、問題が発生しにくい仕組みを学ぶため「ヒューマンエラーの理論と対策」についてご講演をいただき、教職員の危機管理能力の向上を図ることを目的として実施しました。

講師には産業技術総合研究所 人口知能研究センター 知識情報研究チーム長の中田 亨 博士を迎え、「ヒューマンエラーの理論と対策」をテーマに、①ヒューマンエラーを防ぐ3つの力、②正直な告白が事故を防ぐ、③こんなチェックはミス多発、④ゾーニングと物体化とポップアップ効果、⑤やり忘れを無くす方法、⑥ミスしやすい表計算の例、⑦マニュアルの書きかたのツボ、⑧簡単報告、⑨パフォーマンスとモチベーション、⑩根本はマネジメントなど、実践的な事例を交えながらヒューマンエラーを防ぐ理論と対策のお話しがありました。その後の質疑応答では、実際の事例からヒューマンエラーへの対応はどうしたらよいか、職場でのトレーニングはどうしたらよいか等について意見交換を行い、講師から具体的で実践的なご助言をいただきました。予定した時間を越えましたが、職場の明るさ・風通しのよさが最重要であることなどの理解が深まり非常に有意義な危機管理研修でした。

当日は筑波大学の11の附属学校(附属小学校、附属中学校、附属高校、附属駒場中学校、附属駒場高等学校、附属坂戸高等学校、附属視覚特別支援学校、附属聴覚特別支援学校、附属大塚特別支援学校、附属桐が丘特別支援学校、附属久里浜特別支援学校)、附属学校教育局、理療科教員養成施設、社会人大学院等支援室、総務部などの教職員約50名の参加者があり、さらなる危機管理意識の向上に繋がる研修となりました。また、本年9月1日に連携協定を締結したお茶の水女子大学からもご参加をいただきました。

各学校の校内研修等を通じて受講できなかった教職員にも波及し、研修成果を2倍、3倍に生かすことができるよう、研修内容の活用について講師から格別のご理解をいただきました。

 

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