筑波大学特別支援教育研究センター主催セミナー開催

筑波大学特別支援教育研究センターは、去る9月14日に「サイバニクスと特別支援教育」をテーマにセミナーを開催した。

同センターは、附属特別支援学校5校及び附属学校教育局と連携して、附属特別支援学校の有する優れた教材や指導法等の教育資産をデータベース化し、これを広く公開し、活用してもらうための連携事業を進めている。本セミナーはその一環として、これからの特別支援教育に強く望まれるICT技術の導入と、指導での効果的な活用に関する知見を得るため、この分野の第一人者である筑波大学・サイバニック研究センターの鈴木健嗣准教授から、ICTやロボット技術を教育で活用することについての講演が行われた。

鈴木准教授は、人間とロボット・機械系の相互作用の視点から、子どもたちの活動の可能性を広げるための研究を展開しているが、当日は、身体が接触すると光る装着型機器を身に付け、誰と誰が何秒触れ合ったかなどを計測し子どもたちの社会性向上を支援する遊びや、表情識別による自閉症児のコミュニケーション支援など、人間の多様な能力に関して最新技術を用いた理論的・実験的な研究の様子や成果を発表し、参加者と情報交換を行った。

セミナーに参加した約100名の特別支援教育関係者は、我が国のICTの最新技術やその基本となる考え方を学び、特別支援教育への応用について大きな期待を寄せていた。

講義の様子

講義の様子