筑波大学附属学校が茨城県大子町との連携事業の一環として、教員研修や授業に参加

筑波大学附属学校が、茨城県大子町との連携事業の一環として、大子町の教員を対象とした研修や大子町の児童生徒を対象とした授業を夏休みなどに実施している。

大子町は茨城県北西部に位置し、日本三大瀑の一つ「袋田の滝」で知られる風光明媚な町である。大子町では、「個性と生きがいをはぐくむ教育、豊かな自然を愛し、心のふれ合う教育」を教育目標に掲げ、多様な教育活動を実施している(詳細は、大子町教育ポータルサイト http://www.daigo.ed.jp/ 参照)。筑波大学は、平成20年に「連携・協力に関する協定」を結び、地域の人材育成等、様々な分野で大子町と連携・協力してきた。平成21年には、学校教育の分野での連携・協力事業をスタートさせ、平成23年度の参加者数は、筑波大学側が延べ約160名、大子町側が延べ約1,200名にものぼった。

筑波大学附属学校では、我が国の教育をリードするための研究と実践である「先導的教育拠点」、教員の指導力向上のための高度な「教師教育拠点」、国際化対応能力を培う「国際教育拠点」の3つを附属学校の将来構想として掲げている。大子町との連携・協力事業では、「教師教育拠点」の一つとして、国語、算数、理科などの各教科の研修会や特別支援教育の研修会などの教員研修等に取り組んでいる。本年度は、2つの普通附属と2つの特別支援学校を視察する大子町教職員による筑波大学附属短期研修、授業参観や一つの学級に1日入って生活する大子町初任者研修対象者学校視察、附属学校教員が講師となって参加する大子町での教員研修などを実施している。大子町の参加者からは、「多様な分野でのレベルの高い教育について話を聞くことができ、参考になる。」「他地区では受けにくい指導や講習を受けることができてよかった。」「講義形式ではなく、実際の現場を見学しながらの研修は有益であり、今後も多くの方に参加してほしい。」などの感想が寄せられている。また、筑波大学附属学校では、教師に加えて生徒も本事業に参加をしている。11月に予定している筑波大学附属駒場中・高等学校化学部の生徒や筑波大学院生による、小学校高学年の児童を対象とした理科特別授業は、本年度で第4回を迎え、異学年集団での「教えあい、学びあい」の場となっている。

大子町教員による附属久里浜特別支援学校の視察

大子町教員による附属久里浜特別支援学校の視察

特別支援教育研修会

特別支援教育研修会

大子町立黒沢小学校での算数科研修会

大子町立黒沢小学校での算数科研修会