筑波大学附属桐が丘特別支援学校の生徒と外国人教員研修留学生が交流

10月22日(火)、筑波大学附属桐が丘特別支援学校(東京都板橋区)に、同大学大学院教育研究科の外国人教員研修留学生10名が訪れ、高等部2・3年の総合の授業に参加した。

毎年行われているこの活動であるが、今年度は、生徒より、もっと英語を用いてコミュニケーションを行いたいという希望が出されたため、「日本語がわからない相手に伝えたいことを伝えるにはどんな工夫が必要か」を考え、身近な話題を選ぶ、写真や映像、実物など視覚的な資料を用意する、事前にキーとなる単語を調べておく、などの工夫をしながら事前学習が進められた。

当日は、「特色のある季節の行事」「給食・学校生活」「人気のあるTV番組」「人気のあるスポーツ」の4グループに別れて活動を行った。全員がプレゼンテーションを行い、質疑応答やフリーディスカッションを楽しんだ。スポーツグループが、ユニバーサル・スポーツであるボッチャについて説明をするだけでなく、実際に留学生と一緒に競技を行うなど、グループごとに工夫をこらしてコミュニケーションを深めた。

留学生の出身は、中国、シンガポール、タイ、カンボジア、ミャンマー、東ティモール、ペルー、ハンガリー、ルーマニアと多岐に渡っており、身近なテーマであるがゆえに、「多文化」というだけでなく、民族の風習や子供たちの置かれている環境の違いなどがよりリアリティをもって感じられたようである。

生徒からは、「苦手な英語でも頑張れば通じると思った」など、試行錯誤の結果自信を深めた様子や、「コミュニケーションを成立させるためには、伝え合いたい、理解し合いたいという強い意志がなによりも必要であるということを実感した」という感想が多くみられた。

また、言葉がわからないかもしれないという前提に立ったことで、いつもより聞き手を惹きつけることや、簡潔にまとめることの大切さ、資料の種類、相手の反応を見ながら言葉を言い換え情報を付け足すなど、プレゼンテーションに必要な工夫を考えることができた、などあらためて発見することも多かったようである。

外国人研修留学生と歓談する生徒たち

外国人研修留学生と歓談する生徒たち

外国人研修留学生と歓談する生徒たち

外国人研修留学生と歓談する生徒たち

 

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