筑波大学附属視覚特別支援学校で「さわれる検索」特別体験授業を実施

去る9月4日、筑波大学附属視覚特別支援学校において、「さわれる検索」特別体験授業が行われた。

インターネット検索会社のテクノロジーと3Dプリンタ技術とを融合した「さわれる検索マシン」を使っての今回の特別授業では、大きな雲のようなマシンの前に立った子どもたちが、自分たちが触ってみたいものを伝えると、データベースと連携した3Dプリンタが動き出し、作成を開始する。子供たちは、自分の言ったものがその場で形となって出てくる体験をしたり、さわれる検索マシンの仕組みを学んだりした。

自分の発した「キリン」、「トリケラトプス」といったことばが音声認識され、樹脂製の立体物となって出力される不思議さにマシンに身を乗り出す子どもたちからは、驚きと歓声のことばがあちこちから発せられた。

子供たちは、「ことば」を知っていても、実際に見たことがない、触ったことがない、全体の一部分しか見ること、触ることができず、全体像をとらえることができなかったものが、マシンから取り出され、その場で見たり、触ったりすることができることに驚き、楽しんでいた。

体験授業後もさわれる検索マシーンは10月中旬まで同校に設置の予定であり、現在、子供たちはそれぞれに触りたいもの、見たいものをマシンに向かって発し、出力されたものを触っては、「リスのしっぽって大きいんだね」「神社の鳥居は上のほうでつながっているんだね」「ロケット打ち上げといってもどんな形をしているか分からなかったから形が分かって嬉しい。先のほうがとんがっていて大きなツクシみたい」などと口ぐちに感想を言いながら、心躍らせている。

マシンの前に集まる子供たち

マシンの前に集まる子供たち

マシンから出てきたものを触って確認する子供たち

マシンから出てきたものを触って確認する子供たち

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