筑波大学附属駒場中高等学校、附属視覚特別支援学校生徒がサッカーを通して交流

去る12月14日(土)、筑波大学附属駒場中高等学校生徒と同附属視覚特別支援学校生徒がブラインドサッカーを通して交流を行った。文部科学省のインクルーシブ教育システム構築事業「交流及び共同学習」の一環として開催したもので、視覚障害者スポーツであるブラインドサッカーを通して5年来の交流のある附属駒場中高等学校サッカー部、附属視覚特別支援学校寄宿舎ブラインドサッカーチーム「東京N-フリューゲルス」に、交流事業の趣旨に賛同した筑波大学蹴球部および小美玉スポーツクラブの中学生女子サッカー部も加わり、80名ほどが参加しての交流・共同事業となった。

 元Jリーガーの指導の下、準備体操、パス回し等を行った後、アイマスクをつけての誕生月、血液型別に集まるゲームやボールパスの受け渡しなどででは、声を出す、聴く、どんな情報をいつ、どのタイミングで出すのか、など音声等によっていかにコミュニケーションをとっていくのかが試され、日頃、視覚による情報に頼っていたことを再確認した。これらの擬似体験後、フットサルコートの中でブラインドサッカーのルールに従い、チーム対戦を行い、最後は両校生徒、大学生、中学生が合同の混合チームで対戦を行った。当初は、戸惑い気味の附属駒場中高生や大学生だったが、試合を進めるうちに、皆が本気モードになり、1点を取り合う真剣勝負となった。

試合後の片づけをしながら、あちこちで語り合ったり、ボールをやりとりしている生徒たちからは「楽しかったし、もう少しやりたかった。」「見えない、見えにくいとか関係なく試合ができた。」などの感想が出されていた。

本交流は、サッカーを通しての出会いと繋がりを実感するとともに、スポーツ場面における合理的配慮や共生社会の在り方を考える取り組みともなった。

視覚1214②

視覚1214①