筑波大学附属聴覚特別支援学校「車いす整備交流会」を開催(附属聴覚特別支援学校)

去る2月10日、筑波大学附属聴覚特別支援学校において、専攻科生徒会活動の一環として「車いす整備交流会」を開催した。

専攻科生徒会では車いす整備というボランティア活動を通し、参加した大学生や高校生との交流を行っている。このボランティア活動は、『空飛ぶ車いす』支援事業の一環でKWR(神奈川工科大学車いす整備サークル)が中心となり、高価な車いすを購入することができないアジアの子供たちに中古の車いすを整備して、プレゼントをする活動である。今回参加した団体は、東京都立蔵前工業高等学校(10名)、東京都立北豊島工業高等学校(3名)、神奈川工科大学車いす整備サークル(KWR)(3名)、筑波大学附属聴覚特別支援学校専攻科(14名)、関係団体関係者(13名)で総勢43名だった。

今回の整備会では20台の車いすを整備し、その整備内容は、車いすの車輪部のベアリング調整、清掃、グリス注入等の軸調整、更に、ブレーキ調整、各部の錆取りや調整である。作業はそれぞれのグループに大学生や高校生、本校専攻科生が混ざり、皆、自分なりにコミュニケーション方法を考え、意思疎通を図っていた。障がいのある生徒と障がいのない生徒が、アジアの子供たちに車いすを届けたいという目標に向かって、ともに笑い、ともに汗をかいている姿はとても印象的であった。

最後に、大学生よりタイや韓国での整備会の様子について報告がなされ、併せて、車いすの取り扱いについて実演を交えた講習会が行われた。今回の交流会は、相互理解を深めるきっかけとなり、生徒にとって、障がいの有無という枠ではなく、一人の人間として向き合い、本当の意味での相互理解につながる貴重な体験となった。

全員で協力して車いすの整備

 

ベアリングの調整

交流会集合写真

 

 

 

 

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