附属久里浜特別支援学校で公開セミナーを開催

12月8日(土)に、附属久里浜特別支援学校において、毎日新聞社論説委員の野澤和弘氏を講師に招き「障害児・者の地域支援~暮らしやすい社会をめざして~」というテーマでセミナーを開催した。

このセミナーは、地域で障害児の療育や支援にあたっている方々や保護者を対象に、自閉症教育に関わる先導的な取組や実践などについて広く情報を提供する目的で毎年実施しており、今回は近隣の方だけでなく児童福祉関係者などが多数参加した。

野澤氏は、1983年毎日新聞社入社。いじめ、ひきこもり、薬害エイズ、児童虐待、障害者虐待などの社会問題に精力的に取り組んできた。また、元千葉県障害者差別をなくす研究会座長、障害者の権利擁護と成年後見などの情報誌「PandA-J」編集長をされている。そういった経験から、野澤氏自らが取材した児童虐待・障害者虐待問題などのテーマについて、大変興味深い講話をしていただいた。また、自閉症や発達障害等を取り上げた映画やテレビドラマが、より多くの人たちへの障害者理解の促進になっている、との話もあった。障害者雇用の現状に関しては、不景気による雇用悪化の中、障害者雇用を積極的に行っている企業も多くあり、業績を伸ばしているとの報告に大変驚いた。

参加者からは、「実際のエピソードを交えたわかりやすい内容で、とても参考になった」「地域でできる支援や福祉活動などの話しがもっと詳しく聞きたかった」など、多くの感想が寄せられ、好評を博した。このセミナーに参加した本校の教員たちの中でも、子供たちの将来の自立や社会参加に生かすための教育の実践を目指して、さらなる努力をしていきたいとの声があがっていた。

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