附属久里浜特別支援学校において書道交流会を開催

去る12月11日、筑波大学附属久里浜特別支援学校(神奈川県横須賀市)において、小学部の児童を対象とした書道交流会が開催された。

同校は知的障害を伴う自閉症児を対象とした学校で、幼稚部と小学部を設置している。今回は、同校の子どもたちが書道に興味・関心をもつ、お正月に向けて書き初めを体験する、筆や墨を用いて自分なりの表現ができるようになることなどを目的として、書家である金澤翔子さんをお迎えした開催された。

金澤さんはダウン症でありながら、5歳の時から書家である母泰子さんに師事して書道を始め、2001年日本学生書道文化連盟展で、学生書道として最高位である金賞を受賞したり、2006年には建長寺に作品「慈悲」を奉納、2009年には建仁寺に作品「風神雷神」を奉納し社会的に大きな反響を呼んだ方で、2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」の題字を担当するなど、書道家として広く注目されている。

交流会では、金澤さんを拍手で迎えた後、最初に金澤さんに「共に生きる」をパフォーマンスとして揮毫をしていただき、児童がその様子を見て書道に対する興味・関心を高めた後、児童が各自で書きたい文字や絵などを筆を用いて表現した。また、金澤さん親子が児童の間をまわり、それぞれの作品の講評をいただいた。会の最後には金澤さん親子から児童たちへ激励の言葉があった。

金澤さんの揮毫に刺激され、多くの児童がダイナミックで自由な筆使いで書道を楽しみ、金澤さん親子に作品を褒められた児童はとても嬉しそうな様子だった。

なお、当日の様子は平成27年2月28日に行われる筑波大学附属学校教育局(文京区大塚)主催の公開教員研修会においても発表される予定である。

揮毫パフォーマンスをする金澤翔子さん

揮毫パフォーマンスをする金澤翔子さん

金澤さんの揮毫パフォーマンスを見守る児童たち

金澤さんの揮毫パフォーマンスを見守る児童たち

金澤さん親子に講評していただく児童たち

金澤さん親子に講評していただく児童たち

 

 

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