附属小学校教員が日米交流

筑波大学では、開かれた大学という理念の上に、本学の特性を活かした国際化を推進してきた。附属学校もまた、急速にグローバル化が進む世界情勢の中で、世界をリードする研究型大学としての使命を果たすべく、教育の国際化を目指している。

附属小学校では10月8日(月)~11日(木)の日程で来春の日米児童交流の先駆けとして、本学教員が海外交流を行った。

交流会では、授業研究の実践研究を行っている米国ミルズ大学附属小学校を訪れ、現地校の先生による算数の授業を参観した。また、当校教員が現地の児童と算数、音楽の授業を実施し、両国の教員が教育や授業論全般について意見交換を行った。ミルズ大学附属小学校では、アメリカで主流となっている個別指導だけでなく、日本型の集団指導の手法を取り入れた教育活動に取り組んでいる。特に、算数では日本の教科書を英訳したものを使用しており新たな学びのスタイルを模索している。授業後の協議において、日本の指導スタイルについて多くの質問があり、教師の発問や全体把握のための方法、子ども同士の学び合いの場の設定やその活かし方について有意義な議論がなされた。

また、来春の交流会の準備を兼ね、スタンフォード大学の卒業生が教員として勤務しているポンデローサ小学校を訪れた。スタンフォード大学で教鞭を執っている村田亜季准教授の授業に参加し、スタンフォードの大学院生と日米の教育の違いや授業研究の意義などについてディスカッションを行った。大学院生からは授業研究がどのような形で活かされているのか、また、教師の指導技術を向上するシステムなどについて多くの質問を受けた。また、米国の初等中等教育における諸問題について議論がなされた。

日米の違いはありながら、教育に携わる多くの人との交流を通して世界を広げる貴重な経験ができた海外研修であった。

スタンフォード大学にて

ミルズ大学にて

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