附属視覚特別支援学校が第27回全国盲学校野球大会で優勝

8月22日(水)から24日(金)に大阪市の久宝寺緑地で開催された第27回全国盲学校野球大会で、筑波大学附属視覚特別支援学校が優勝した。

当校は、東京都文京区にある幼稚部から高等部専攻科を設置する我が国唯一の国立大学法人の視覚特別支援学校である。当校では、触察教材など、幼児児童生徒の個々の状況に応じて教材を工夫し、幼小中高に準じたレベルの高い普通教育を行っており、高等部には北海道から沖縄県まで34都道府県から生徒が集まっている。当校では、このように勉学に力を入れるとともに、フロアバレーボール、陸上、水泳などの部活動も盛んである。

野球(グランドソフトボール)では、ピッチャーは遮眼してハンドボールを転がし、打者はバットで打ち返す。全盲走者の場合は、それぞれのベースのコーチが声や音で方向を誘導する。走者と野手が衝突しないように、走者用のベースは守備用ベースの外側2mのところにある。弱視選手がゴロを捕球したときは、守備ベースに送球しなければならないが、全盲選手がゴロを捕球するとアウトになる。

全国大会には全国から9校が参加し、3チームごとに3つの予選リーグを戦い、その各1位通過チーム(計3チーム)と、2位チームの中から抽選で1チームが選ばれ、計4チームが決勝トーナメントに進む。決勝は大阪府立視覚支援学校との対戦であったが、雷雨のため2回裏に中断となり、そのまま両校が優勝となった。最優秀選手には、筑波大学附属視覚特別支援学校からはキャプテン、野手として大会を通じて活躍した相場啓嗣君が、大阪府立視覚支援学校からは、三井渉君が選ばれた。生徒たちはともに熱戦を戦った仲間と優勝の喜びを分かち合い、はじけるような笑顔を見せていた。主な試合結果は以下のとおりである。

予選リーグ(2勝0敗 勝ち点6で、決勝トーナメント進出)

決勝トーナメント

準決勝
筑波大学附属視覚特別支援学校 4×-3 大阪市立視覚特別支援学校
※5回サヨナラ勝ち

決勝
筑波大学附属視覚特別支援学校 対 大阪府立視覚支援学校
※雷雨のため、2回裏に中断・そのまま試合打ち切り

優勝カップもっての集合写真 

優勝カップもっての集合写真 

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