附属視覚特別支援学校高等部2年若杉遙さんが ロンドン2012パラリンピック競技大会ゴールボールで金メダル

若杉さん

8月末から開催されていたロンドン2012パラリンピック競技大会に附属視覚特別支援学校高等部普通科2年生の若杉遙さんが女子ゴールボールチームの一員として参加した。若杉さんは、今大会、日本選手団最年少の17歳。

ゴールボールは、視覚障害者が行う対戦型の競技で、1チーム3名でプレーする。バレーボールとほぼ同じ大きさのコートで行われ、前後半各12分で得点数を争う。攻撃側は鈴の入った1.25キログラムのボールを転がし、幅9メートルの相手ゴールを狙い、守備側は鈴の音などを頼りに体を投げ出したり、手足を伸ばしたりして防御する。視力の程度に関わらず、選手は目隠しして同条件でプレーする競技である。

日本代表は決勝で世界ランク1位の中国の猛攻をことごとく防ぎ、1対0で勝利し、悲願の金メダルを獲得した。パラリンピックの団体競技で日本が優勝したのは初めてである。表彰台の頂点に立った若杉さんは他の5名の選手たちと共にとびきりの笑顔をはじけさせた。

帰国後の9月14日、同校のグランドでパラリンピック報告会を行ったが、筑波大学附属学校教育局の東照雄教育長(副学長・理事)もお祝いに駆けつけた。若杉さんからは、「多くの皆さんの応援のおかげで金メダルを取ることができ、本当に嬉しいです。4年後のリオデジャネイロでのパラリンピックではチームの中心として引っ張っていけるよう頑張りますので、今後も応援をお願いいたします。」と力強い挨拶があり、皆からの大きな歓声と拍手を浴びていた。報告会後、小学部生を中心に金メダルを触り、口々に「やったー、初めて触った。」、「重たいね。」と感激の様子だった。また、同日の夕方には、寄宿舎において祝賀会が開催され、生徒と教職員手作りのくす玉を割り、祝福を受けた。

教育長と若杉さん

報告会の様子①

報告会の様子②

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