附属駒場中・高等学校生徒が目黒区立駒場小学校サマースクールで出前授業

筑波大学附属駒場中・高等学校生徒が、目黒区立駒場小学校サマースクールで、7月23日と24日に小学生を対象とした出前授業を行った。

筑波大学附属駒場中・高等学校は、「自由闊達の校風のもと『挑戦』し、『創造』し、『貢献』する生き方をめざす」を学校目標に掲げ、学業・学校行事・部活動を三本柱として、将来のトップリーダーを育成する教育に取り組んでいる。また、明治期に近代農法を伝えた「ケルネル田圃」を継承し、稲作を実施している全国唯一の中高一貫の男子校でもある。学校行事や学校生活での多様な体験を通して、生徒一人一人が6年間でリーダーシップとフォロアシップの両方を経験できるように工夫し、起案力、問題解決能力、合意形成能力、国際性などを培っている。

また、目黒区立駒場小学校は、周りに公園や中・高等学校が点在しており、児童は四季折々の変化を身近に感じながら学校生活を楽しむとともに、近隣の中学校や高等学校の生徒と科学教室や英語活動などの交流を行っている。この駒場小学校は、毎年夏休み期間に体験活動を楽しむ「サマースクール」を設定し、近隣の大学や高校などに積極的に協力を呼びかけている。一方、当校は、本年度SSH研究開発11年目を迎えるが、本研究の一環として生徒のサイエンスコミュニケーション能力の育成と向上をめざし、異学年集団での「教えあい、学びあい」を推進している。この両校の思いが合致し、2007年度から当校中高生が担当する小学生向けの出前授業が始まった。

毎年、複数の部活動がこの企画に名乗りを上げているが、本年度は高校化学部生徒が実験指導をする「身近な色を調べてみよう」(色を変えたり、色を分けたり、色を作ったりする理科実験)と、中高駒場棋院(囲碁部)生徒が講師と対局を務める「レッツ プレイ イゴ」を実施した。小学生の素朴な疑問や分かったときの目の輝きに接し、当校の中高生は教えることの難しさと楽しさを体験するとともに、「教えること=学ぶこと」に気づかされていた。なお、高校駒場棋院は全国大会の常連であり、過去に三連覇も経験している。高校化学部も国際化学オリンピックで多くのメダリストを輩出している。

化学実験の様子

化学実験の様子

囲碁のルールを教えている様子

囲碁のルールを教えている様子

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