教育長のひとこと NO.1

はじめまして。4月1日から、筑波大学附属学校教育局教育長を拝命しました石隈利紀(いしくま としのり)と申します。どうぞよろしくお願いします。私は、附属11校約4300名の子ども、600名の教職員のみなさまの学校生活を守る責任を感じて、身の引き締まる思いです。
今年は桜の満開が早く、4月に入るころは東京ではほとんど散ってしまいました。学校は新年度を迎え、新鮮な気持ちでお過ごしの方も多いのではないかと思います。学校に長く関わってきた私は、4月の緊張感と慌ただしさが心地よく感じます。
少しだけ自己紹介させてください。私は1950年(寅年)山口県生まれ、62歳です。日本の幼稚園、小学校、中学校、高校、予備校、大学、そしてアメリカの英語学校、短期大学、大学、大学院を経験しました。最後はアラバマ大学大学院でスクールサイコロジストになる訓練を受け、学校心理学で博士号(Ph.D.)を取得しました。つまり私は生徒として長期にわたり、多様な「学校」での師の教えを基盤に、「学校」に関する実践や研究をしてきました。また家庭教師、(カリフォルニア州の)小学校のスクールサイコロジスト(インターン)などが、私のキャリアの始まりです。という訳で、筑波大学附属学校教育局教育長の役をいただいたのは、「学校」との縁の深さの賜と感じております。
さて筑波大学は、4月1日、新しく、永田恭介学長をお迎えしました。永田学長は、所信表明で、我が国最初の高等教育機関として創立された師範学校以来、筑波大学に根ざす人材マインドは「師魂理才」であることを強調されました。
師魂理才とは、親や先生のように人に接する心や人々をまとめる力を持ち、かつ合理的な問題解決の才能を持つことを意味します。
私は師魂理才こそ、まさに附属学校が受け継いできたもとであると思い、とても意を強くしました。
そして筑波大学のミッションとして、永田学長は二つあげられました。
① 地球規模課題の解決と未来地球社会の創造に向けた知を創出する(研究)
② それを牽引するグローバル人材を育成する(教育)
私は筑波大学附属学校が大切にすることとして、3つ示したいと思います。
①子どもの安全で健全な学校生活を守る。
②教職員の働きがいのある職場をつくる。
③筑波大学の一員として、筑波大学のミッションの実現に貢献する。
筑波大学の研究と教育のミッションを実現する枠組みとして、附属学校教育局は、①先導的教育拠点、②教師教育拠点、③国際教育拠点の3つの拠点構想があります。この3拠点が、私たちの行動計画や将来構想の柱です。

これから子ども、学校、社会などをテーマに、思ったことをお伝えしていきたいと思います。読んでいただけると、嬉しいです。