平成27年度筑波大学危機管理研修を開催

平成27年8月26日(水)、東京キャンパス文京校舎において、平成27度筑波大学危機管理研修を開催しました。この研修は、附属学校における児童生徒及び教職員のトラブル、児童生徒、保護者又は近隣住民からの相談又は苦情、或いは児童生徒における事故等の問題は複雑且つ深刻で、学校のみで対応しきれない状況となっている案件もあり、これらの問題解決にあたる教職員は、強いストレスを受けることが多くなっていることから、教職員の危機管理能力の向上を図るとともに、ストレスから教職員自身を守り、あんしん安全な 学校を実現することを目的として実施しました。

講師には筑波アカデミア法律事務所の山口卓男弁護士、筑波大学医学医療系・産業医の大井雄一助教を迎え、山口弁護士からは「問題発生時の組織的対応のあり方-事実調査と情報管理を中心として-」をテーマに組織的対応、事実調査、情報管理について必要とされる対応、特に注意が必要な事項等事例を交えながらの講義の後、ディスカッションでは、具体的な設例から事故の初期対応、保護者間の対応等について、意見交換を行い、日常的に組織的な対応が取れる体制が必要であることを確認しました。

引き続き、大井助教から「メンタルヘルスとストレスマネジメント」というテーマで講演が行われ、日ごろからのストレスマネジメントが重要であり、参加者各自の「Rest」、「Recreation」、「Relax」は何かを書き出して確認を行いました。また、教師が抱える悩みの現状や危機管理に際してのストレスマネジメントとして、充電・回復時間の死守、弱音が出せ、安心して相談できる雰囲気作り、組織的対応の3つ要素について理解を深めました。

当日は附属学校、附属学校教育局及び社会人大学院の教職員70数名の参加者があり、活発な質疑応答・ディスカッションも行われ、さらなる危機管理意識の向上に繋がる研修となりました。

山口弁護士による講演

山口弁護士による講義

大井助教授による講義

大井助教による講義