「共生社会を目指すスポーツ交流とシンポジウムの集い」を開催

去る12月10日に「共生社会を目指すスポーツ交流とシンポジウムの集い」が、筑波大学附属中学校・附属高等学校を会場に開催されました。

本スポーツ交流とシンポジウムの集いは、平成28年度文部科学省委託事業「学校における交流及び共同学習を通じた障害者理解(心のバリアフリー)の推進事業」の一環として開催され、本学附属学校の児童生徒や一般の方を含む関係者約180名が参加しました。

午前の部では、2016リオパラリンピックボッチャ日本代表の高橋和樹選手(NPO法人自立生活センターくれぱす所属)をゲストに迎え、ボッチャ交流とアダプテッドスポーツ交流を行いました。

ボッチャ交流では、高橋選手によるデモンストレーションが行われ、参加者は、正確な投球に目が釘付けになり、ボールの行方を見ては驚きの声を上げていました。また、高橋選手からの実践的なアドバイスにより、参加者はボッチャの奥深さを実感することができました。

アダプテッドスポーツ交流では、風船シッティングバレーを全員で行い、その後、附属坂戸高等学校の生徒が考案した「クワッドゴールボール」等6つのアダプテッドスポーツをスタンプラリー形式で体験しました。障害のある方を含む幅広い年齢層の参加者が一緒にスポーツを体験する機会となりました。

午後の部の前半では、高橋選手より「障がいを持って変わった自分の生き方~マッシュルームの世界への挑戦~」をテーマとした講演を行っていただきました。障害者アスリートの実体験による「かっこいい生き方をしよう」というメッセージは、児童生徒のみならず多くの参加者に感動を与えたようでした。質疑応答の場面では、高橋選手が一人暮らしを始めたときのことやリオパラリンピックの選手村での生活などについて質問が寄せられましたが、高橋選手はどの質問にも丁寧に答えてくれました。

後半では、「いろいろな人とともに生きるということ~共同生活体験とスポーツ交流を通して~」をテーマにシンポジウムを開催しました。附属学校の児童生徒(附属小学校、附属駒場高等学校、附属聴覚特別支援学校、附属大塚特別支援学校、附属桐が丘特別支援学校)がシンポジストとして、「黒姫高原共同生活体験から得られたもの」と午前の部で行われた「スポーツ交流の感想」を発表し、会場の参加者からも感想や意見が寄せられました。

障害者スポーツの体験、パラリンピアンによる講演及び附属学校の児童生徒によるシンポジウムを通して、参加者それぞれが「共生社会」について考えを深める機会となりました。

ボッチャ交流の様子

ボッチャ交流の様子

アダプテッドスポーツ交流の様子

アダプテッドスポーツ交流の様子

高橋選手による講演の様子

高橋選手による講演の様子

附属学校生によるシンポジウムの様子

附属学校生によるシンポジウムの様子