「アメリカ・トーマスジェファーソン高校サイエンス研修」に参加(附属駒場中・高)

筑波大学附属駒場中・高等学校(筑駒)の生徒が、1月7日(月)~12日(土)、まで「アメリカ・トーマスジェファーソン高校サイエンス研修」に参加した。

筑駒では、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)として11年目を迎え、他のSSH指定校とも連携しながら、国際的に活躍できるリーダーの育成を目指し、国際交流の充実を図ってきた。

本研修は、横浜サイエンスフロンティア高校の主催によるものであり、当校を含む3校から生徒が参加した。トーマスジェファーソン高校は、首都ワシントンDC近郊のバージニア州フェアファックスに位置するサイエンスとテクノロジーに重点を置く公立高校であり、US News&World Reportは全米最高の公立高校としてランク付けしている。トーマスジェファーソン高校では、授業に参加したり、カフェテリアでの昼食を取りながら親交を深め、進学指導の教員からは、大学進学に向けた指導・サポート体制について説明も受けた。メインとなる日本の生徒による研究発表会では、現地生徒の積極的な質問に対して熱心に受け答えする様子も見られ、充実したプログラムとなった。

また、トーソン大学メリーランド・ローナー研究所では英語での実験実習を体験し、NASAゴダード宇宙センターでは人工衛星からの画像の解析に関する解説を受けた。さらに、事前学習を踏まえて、スミソニアン「国立アメリカ歴史博物館」、「国立航空宇宙博物館」、「国立自然史博物館」を見学したりして、学びを深めた。

多くの分野の研修を通じて、生徒にとっては、自身の視野を広げるとともに、将来の目標を考える良い機会となった。また、海外の学校で授業に参加したことは、日本との違いや共通点を実感できる貴重な体験となり、国際理解の一助となった。

 

 

トーマスジェファーソン高校:正門で他校生徒と

 

トーマスジェファーソン高校:ポスター発表の様子

 

トーマスジェファーソン高校:昼食での交流

 

NASA ゴダード宇宙飛行センターの前で他校生徒と

 

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