スーパーグローバルハイスクール連絡協議会(連絡会)を開催
去る6月23日に「スーパーグローバルハイスクール(SGH)連絡協議会(連絡会)」が、SGH幹事校管理機関である筑波大学の文京校舎講堂を会場に開催されました。
SGH事業 は、平成26年度から開始された文部科学省の新規事業で、高等学校及び中高一貫教育校におけるグローバル・リーダー育成に資する教育を通して、生徒の社会課題に対する関心と深い教養、コミュニケーション能力、問題解決力等の国際的素養を身に付け、もって、将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成を目的としています。
本連絡協議会は、平成26・27年度SGH指定校及びSGHアソシエイトの関係者が各校における研究の進捗状況や課題などについて情報共有をすることを目的に開催され関係者約300名が集まりました。午前中は、文部科学省が主催する連絡協議会が開催され、国立教育政策研究所・文部科学省初等中等教育局教育課程課・国際教育課の向後秀明教科調査官より「スーパーグローバルハイスクールに期待すること・求められること」についての講演が行われました。午後は、筑波大学附属学校教育局が主催する連絡会が開催され、「情報共有のためのネットワーク構築等について」の講演後、平成26年度SGH指定校3校による事例発表があり各校の取組状況が紹介されました。その後、平成26年度SGH指定校56校によるポスターセッションが行われ、各校の先生方から、ポスターを介してパネルに集まった参加者に対し取組状況等説明を行い、随時質疑応答を行う等活発な場面が多く見られました。参加者からは、「日頃抱えていた問題点が解決でき、研究開発のヒントが沢山得られ大変有意義だった。」との声があげられました。今回の連絡協議会を通じて各校の連携が更に深いものになり研究開発がさらに推進されることが期待されます。