ボリビア教育省高等教育次官が筑波大学を訪問
11月7日~10日,ボリビア教育省高等教育次官テラサスアルマンド氏が,筑波大学を訪問されました。次官は,JICAのボリビア特別支援教員養成プログラムの一環として,現在,ボリビアから10人の研修員を本学が受入れていることから,視察を兼ねて訪日されたものです。
11月7日の学長表敬において,次官はボリビアの教育事情に触れ,都市と地方の格差解消,高等教育の充実,ボリビアの国情に合った教育制度の改革の必要性などを述べられました。山田信博筑波大学長は,教育大学時代からの伝統と実績ある本学としても,ボリビアの教育のために惜しみなく協力をしたい旨を述べました。
11月8日~10日には,附属学校教育局,特別支援教育研究センター,附属学校を来訪されました。附属学校教育局・特別支援教育研究センターでは,東照雄筑波大学附属学校教育局教育長から附属学校教育局の使命と附属学校との連携について説明を受けました。ボリビアからの研修員の実習を受け入れている附属視覚特別支援学校,附属聴覚特別支援学校においては,実習に臨む研修員に熱いまなざしを注いでおられました。限られた時間の中,本学及び附属学校の視察に時間を充てられ,ボリビアの特別支援教員養成の拡充に並々ならぬ思いを感じると述べられました。
<本学視察日程>
7日 学長表敬訪問,人間学群,農林技術センター
8日 附属小学校,附属視覚特別支援学校,
9日 附属大塚特別支援学校,附属学校教育局・特別支援教育研究センター
10日 附属聴覚特別支援学校