第10回食育推進全国大会 筑波大学附属学校食育推進部会ブース「日本の食文化『豆』みて、さわって、きいて、たべてみよう!」を有村治子内閣府特命担当大臣が来訪
6月20日(土) 21日(日)の2日間、第10回食育推進全国大会inすみだ2015が開催され、筑波大学附属学校食育推進部会(附属小学校・大塚・桐が丘特別支援学校の栄養教諭が中心に活動)が墨田区総合体育館における食育ブ―スに参加した。テーマは「日本の食文化 『豆』 みて、さわって、きいて、たべてみよう!」とし、食育体験活動を実施した。
本大会は内閣府が主催するもので、食育の普及促進と充実を目的とし、毎年6月の食育月間に行われ、本年度は東京都で開催された。
食育推進部会では今回、大きな箱いっぱいに入っている豆に直接触れながら、「何種類の豆が入っているでしょうか?」などのクイズに挑戦したり、浸水後の豆の形や大きさの変化を観察したり、煮豆を味わったりなど、五感を使った体験の場を設定した。日本の食文化の象徴である豆への興味関心を深め、実際に食材に触れることで豆の楽しさやおもしろさを発見してもらうことを目的とした。
初日には有村治子内閣府特命担当大臣、山本亨墨田区長が本ブースを訪れた。とりわけ特別支援学校における食育では、この「五感で感じること」「実物に触れる体験」を大切にしていることを説明しながら、本ブースの食育を体験していただいた。大臣は、豆を触りながら「豆に触ると気持ちいい。」「ほんとだ、一つひとつ感触が違う。音もいいですね。」との感想を話された。
子どもたちの中には、乾燥した豆をはじめて見る子もおり、「これ豆?石みたい」「水に浸してからお料理すること知らなかった」「こんな大きな豆初めて食べた。おいしい!」などの声が聞かれた。2日間で親子をはじめ、一般の方々約470名が本ブースの食育体験活動に参加した。
食育推進部会では連携をはかりながら、今後もこのような食育体験の場の提供など、食育推進活動を行っていく予定である。