筑波大学附属桐が丘特別支援学校生徒が職場実習
去る11月18日と25日からそれぞれ3日間、筑波大学附属桐が丘特別支援学校高等部2年の2人の生徒が、東京キャンパス事務部においてはじめての職場実習を行った。
初日に簡単な職場説明を受けた後は、会計課と学校支援課からあらかじめ用意された住所録やパワーポイント資料の作成を行い、文字の変換作業に戸惑いながらも職員の指導を受けながら完成させていた。研修中は関係する部長室で職員との昼食会も行われ、車いすや芸能人の話題で楽しいひとときを過ごし、最終日には職場体験の報告会が行われ、双方にとってとても有意義な3日間となった。
参加した生徒及び職員の感想は以下のとおり。
(高等部2年・前田さん)
「最初は緊張しましたが、アットホームな雰囲気の職場でとても楽しく仕事をすることができました。あっという間の3日間でしたが良い経験ができました。」
(高等部2年・登松さん)
「パワーポイントの資料作りはとても難しかったですが、優しく教えていただき完成することができました。この貴重な経験をこれから活かしていきます。」
(藤元係長)
「車いすがオーダーメイドで作られることや、世の中の環境が必ずしもバリアフリーになっていないことを知ることができました。附属学校を担当する者として、逆に教えられることが多かったです。」