筑波大学「ヤングアメリカンズつくばスペシャル2014」を開催

去る6月27日~29日の3日間、筑波大学(大学会館講堂)において、「ヤングアメリカンズつくばスペシャル」が開催されました。

「ヤングアメリカンズ」は、音楽を通して若者のありのままの姿を世に伝えようとアメリカで設立された団体で、児童生徒を対象に歌と踊りのワークショップを行った後、最終日の夜に1時間のショーを披露する活動を行っています。。世界各国から選抜された若者(キャスト)40数名から歌と踊りのレッスンを受け、①コミュニケーションは言葉だけではないこと、②間違いを恐れないこと、③チームワークや自分の殻を破ることの大切さを学ぶ一連の活動は、参加者のみならず観覧する大人たちにも夢と希望を与え続けています。

今回は、筑波大学近隣の小学生150名、中高生45名に筑波大生40名を加えた245名の幅広い年齢層の参加者が集まり、約1000名の観客の前で見事なステージを披露しました。通常の開催地とは異なり、筑波大生が自ら企画したキャストとの交流会も同時に開催され、まさに「つくばスペシャル」という名称にふさわしい行事となり、参加した筑波大生は、運営に携わった地域サポーターや職員サポーターとともにショーの成功を喜び合いました。

なお、ショー当日は、永田恭介筑波大学長、市原健一つくば市長、藤川雅海筑波銀行頭取が一緒に観覧し、感動を共に分かち合っていました。

○小学5年生の感想(抜粋)

「去年はソロで歌を歌いました。今年もソロを狙って全てを全力でやりましたが、残念ながら私の夢はかないませんでした。『ソロができないなんて出ている意味がないよ』 私は、一人輝きを失い出場をあきらめていました。でも、そんな時、私はあるものを見ました。”ライオンキング”です。

生きる強さを見て、なによりヤングアメリカンズの全員が一人一人輝いていました。去年はソロで頭がいっぱいだったせいか、ライオンキングがあまり頭に入ってきませんでした。ですが、今年ソロができなくて挫折した私は、ライオンキングの素晴らしさが分かりました。ライオンキングは『ソロがすべてではない。たとえわきにいても一人一人が輝けるのだ』と教えてくれました。帰りの車の中で私は泣きました。あそこまで人の心を動かせる人たちがいたなんて。ガラスについた水滴は小さい。でもそのうらから光をあてるとどうだろう。小さくても一つぶ一つぶが輝いている。去年はソロをやったが、今年はそれ以上の体験をしました。ライオンキングを見た後は涙が止まりませんでした。

 私の心には、ヤングアメリカンズとスタッフからもらった言葉では言い表されないような、やさしく、ハピネスな言葉がささっています。そして、それは一生抜けない言葉でしょう。ヤングアメリカンズのみなさん、私に”輝き”という言葉・ハピネスそして笑顔をくれて本当にありがとうございます。私は将来ヤングアメリカンズになります!」

筑波大生とキャストとの交流会の様子

筑波大生とキャストとの交流会の様子

ワークショップの様子①

ワークショップの様子①

ワークショップの様子②

ワークショップの様子②

ワークショップの様子③

ワークショップの様子③