筑波大学附属久里浜特別支援学校で保護者授業参観及び教員免許状更新講習を開催
去る6月20日、筑波大学附属久里浜特別支援学校では、保護者授業参観と、教員免許状更新講習「附属学校実践演習」を開催しました。
今回は、午前に保護者授業参観と併せて教員免許状更新講習の授業公開を実施し、午後に教員免許状更新講習の講義・演習等を実施しました。更新講習には、全国から21名の現職の教員が参加しました。
保護者に対する授業参観は登校から下校までとし、朝の会・運動・個別の課題学習・図画工作や音楽、体育等の授業および給食の時間などを公開しました。講習受講者は、個別学習の時間及び指定授業である図画工作や音楽の授業を参観しました。幼稚部から小学部までの9クラスがそれぞれ工夫を凝らした授業を行いました。幼児児童は保護者や講習受講者が近くにいることで、いつもよりも緊張したり、また張り切ったりする場面が見られました。保護者にとっては家庭の中とはまた違う子供の様子を見る機会となりました。
教員免許状更新講習は、午後には講義・演習・グループ協議等を行い、教材を実際に作成したり、午前に参観した授業についてグループ毎に協議し意見を発表し合ったりしました。授業に対する受講生からの意見は、学校にとっても今後授業改善等を行う上で有益なものとなりました。最後に受講生がレポートを作成し、講習は終了となりました。
(免許状更新講習「附属学校実践演習」は、毎年6月と11月の年2回実施しています。それぞれの附属学校が独自にカリキュラムを工夫して実施している講座です。実施時期や定員などの詳細は、筑波大学のホームページをご覧下さい。)