筑波大学附属小学校、学習公開・研究発表会を実施

筑波大学附属小学校(文京区大塚)は、去る6月15日、16日に学習公開・研究発表会を実施した。

筑波大学附属小学校は、小学校段階でありながら教科担任制を重視した指導体制を組み、各教科の専門 性に基づいた指導を行っており、教科・領域の特性を踏まえた授業実践は、児童の知的好奇心を育み、自ら課題を見付け追究し続ける学習者を育てている、先導的教育実験校である。

今回の研究発表会は、研究主題「『独創』の教育」に関する過去4年間の研究成果を基に、「『独創』 の授業」とは何かをテーマに、全教科・領域がその具体的な授業像を提案するものであったが、2日間で、 約1800人の現職教員及び教育関係者が来校し、熱心に各授業を参観した。講堂、教室、特別教室、体育館、 校庭等で授業公開が行われた。参加者が廊下まで溢れる教室もあり、参観後には、授業者と参加者が各教 室内で「授業についての協議」を行う時間帯が設けられて、授業内容や指導法等に関して活発な意見交換 が行われた。

算数「わり算の筆算」の授業についての協議

算数「わり算の筆算」の授業についての協議

附属小学校サイトへ