自立活動実践セミナー2012の開催(附属桐が丘特別支援学校)

去る8月1日(水)~3日(金)、附属桐が丘特別支援学校(板橋区)で「自立活動実践セミナー2012」が開催された。自立活動とは、特別支援学校に設けられている特別な指導領域であり、同校では毎年この時期に、肢体に不自由のある児童生徒を対象にした指導の理論と実践を学んでもらう場として、現職教員向けに同セミナーを開催している。今回のテーマは「教室でいきる自立活動」とし、全国から100名ほどの参加者を集めて実施された。

初日の全体会では、文部科学省の特別支援教育調査官である下山直人先生から「自立活動指導の現状と課題」について、また同校校長で本学人間系教授でもある川間健之介先生から同セミナーテーマである「教室でいきる自立活動」についてそれぞれ講演があり、その後は参加者が小グループに分かれて各校の現状と課題について情報交換を行った。

2日目以降は、個別の指導計画の作成・活用を主たる内容とする分科会のほか、静的弛緩誘導法や動作法、知覚‐運動学習といった自立活動の指導方法を実践的に研修する分科会(計4分科会)にそれぞれ分かれ、熱のこもった研修が行われた。

自立活動実践セミナー2012-1

自立活動実践セミナー2012-1

自立活動実践セミナー2012-2

自立活動実践セミナー2012-2

自立活動実践セミナー2012-3

自立活動実践セミナー2012-3

3日間の研修を受けた参加者には最終日に修了証が手渡され、口々にそれぞれの現場での実践を誓って帰途につかれた。

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