茨城県大子町教育委員会教育委員が附属学校等を訪問

茨城県大子町教育委員会教育委員が、9月18日(火)に附属学校教育局、附属大塚特別支援学校、附属小学校を訪問した。

大子町は茨城県北西部に位置し、日本三名瀑の一つ「袋田の滝」で知られる自然豊かな町であり、筑波大学は、大子町との学校教育の分野での連携・協力事業を平成21年からスタートさせた。

筑波大学附属学校は、大子町で開催される各種教員研修の講師を務めたり、附属学校視察で研修の場を提供したりするなど、年々、大子町との連携を深めている。連携を開始して4年目に当たる本年度は、森山秀樹大子町教育委員長、都筑積教育委員会教育長等、計7名が附属学校教育局等に研修視察に訪れた。大子町教育委員会教育委員長らは、知的障害を主障害とする附属大塚特別支援学校、小学校から教科担任制を取り入れている附属小学校を訪れ、授業の様子を参観したり、学校概要や教育実践で重視していることなどの説明を受けたりした。その後、附属学校の統括等を行う附属学校教育局を訪れ、東照雄附属学校教育局教育長らと懇談会を行った。懇談会では、教科指導や特別支援教育に関する研修及び初任者研修の充実、児童生徒の交流活動の活発化など、来年度の展望について意見交換がなされるとともに、同大学附属学校教員による研修の成果が徐々にではあるが確実に現れていることなどの報告がなされた。最後に、大子町より、筑波大学の連携協定を末永く、継続的に、発展させながら取り組んでいきたいとの要望が伝えられた。

附属大塚特別支援学校での授業参観

附属小学校での学校概要等の説明

附属学校教育局での懇談会