附属坂戸高等学校が「第4回高校生国際ESDシンポジウム@東京2015」および「第1回全国SGH校生徒成果発表会」を開催 ―国内外の高校から30校が参加―

去る11月18日筑波大学附属坂戸高等学校が主催する「第4回高校生国際ESDシンポジウム@東京2015」および「第1回全国SGH校生徒成果発表会」が筑波大学東京キャンパス文京校舎において実施された。

同校は、平成26年度より文部科学省からスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定を受け、主にASEAN諸国と連携したフィールドワークやシンポジウムの実施、国際的な課題に取り組む卒業研究活動などをとおし、世界で通用する知恵と実践力を身につけている。

午前のシンポジウムでは、国際連携協定を結んでいる学校を中心に、東南アジアから生徒を招き、ESD(持続可能な開発のための教育)に関連する「課題研究」の成果発表や持続可能な社会づくりのためのアイデアの共有を行った。司会進行は、同校及び姉妹校のボゴール農科大学附属コルニタ高校の生徒が担当し、生徒主体の国際シンポジウムの運営を行うことができた。今年度から、シンポジウムをSGH指定校・アソシエイト校にも公開した。ディスカッションは全て英語で行われたが、参加した生徒たちは積極的に質問し、活発な意見交換が行われた。

午後は、SGH指定校・アソシエイト校から11校の生徒および午前のシンポジウムに参加したインドネシア、タイ、フィリピンの生徒も加わり、各校の活動に関するポスターセッションが行われた。都道府県の教育委員会や教育関係者も視察され、総勢200名の方が参観された。

SGHが始動してから間もなく2年が経過するが、各校のSGH活動の成果を生徒自身が発表し共有する機会が少なく、これまで全国規模で実施されたことはなかった。そこで、附属坂戸高等学校SGH校の生徒の、生徒による、生徒のためのポスターセッションを企画した。今後も、生徒がリーダーシップを発揮する機会を提供し、オープンプラットホームスクールとして、全国そして世界の生徒と教員が学び会える場を提供していきたい。

シンポジウム会場の様子

シンポジウム会場の様子

生徒代表シンポジスト

生徒代表シンポジスト

ポスターセッションの様子

ポスターセッションの様子

附属坂戸高等学校サイトへ