附属桐が丘特別支援学校・「教育に係る学長表彰」を受賞
去る3月19日、筑波大学附属桐が丘特別支援学校の「肢体不自由のある生徒の音楽表現力を伸ばす部活動の展開」という教育活動の成果が認められ、永田学長から表彰を受けました。
この活動は、肢体に不自由のある生徒個々の長所を引き出すアンサンブル重視の音楽指導を地道に積み重ねたもので、「演奏したい」「表現したい」という生徒の意欲を大切にして、肢体不自由等の障害に起因する演奏上の困難に適切な手立て・配慮を行い、演奏活動の支援をしているものです。昨年10月には、サントリーホールスペシャルステージ2014五嶋みどりプレコンサートに出演し、音楽の永杉教諭が作曲したオリジナル曲「大地・希望」を五嶋みどり氏と共演したくさんの拍手を受けることができました。
肢体不自由特別支援学校において、楽器の演奏指導に継続的に取り組み発展させている例は稀でこの教育活動は、肢体不自由のある児童生徒の音楽表現活動の可能性を具体的に示すモデルとなるものであり、今後の音楽指導の発展を促す一助になることが期待されています。