附属桐が丘特別支援学校生徒が学長を表敬訪問

去る3月26日(水)、附属桐が丘特別支援学校(東京都板橋区)の本校高等部3年の5名は、筑波大学本部棟にある学長室を訪ね、永田学長と面会して卒業報告を行った。

同校からは、毎年年度末である3月下旬に高等部3年の生徒が筑波大学を訪れ、学長に卒業報告を行うとともに、卒業記念として附属学校の上部組織である筑波大学のキャンパス体験を行っている。この日は幸い天気にも恵まれ、中央図書館付近を巡り、学生食堂で昼食をとるなど大学の雰囲気をしばし楽しむことができた。

学長室では、永田学長が笑顔で「大学の印象はどうですか」と気さくに声をかけられ、やや緊張気味の面持ちだった生徒たちの表情も次第に和らいだ。「学長という仕事のたいへんさはどんな点ですか」などの質問に、「学長という仕事は、それなりにたいへんさがあるが、この仕事は楽しい」と答えていただくなどしばらく懇談が続いた。その後、生徒たち一人一人から春からの進路先が報告されるとともに、持参していた自主製作の映像DVDや卒業文集、進路先の一つである事業所で先輩が作成したペン立てなどが永田学長に贈呈された。

懇談の最後には、永田学長から「やろうと思えば何事もできる」「何とかなるさ、という気持ちも大切に」との励ましの声をかけられ、記念写真を撮影して学長室を後にした。

同校を卒業した高等部3年生徒9名は、母校での思い出やこの日の体験等を胸に刻み、大学、訓練校、就労移行支援施設等で4月から新しい生活をスタートさせることになっている。

懇談の様子

懇談の様子

卒業文集の贈呈

卒業文集の贈呈

記念撮影

記念撮影

 

 

 

附属桐が丘特別支援学校サイトへ