高等部1年 遠足

 

5月21日(金)全国から集まった19名のクラスの仲間との親睦を深めるために遠足を行いました。緊急事態宣言が延長されたため、公共交通機関などを使わずに徒歩で行ける学校近隣を目的地としました。午前中は密を避けるために3グループに分かれ、手と目で見る教材ライブラリーと木組み博物館、午後は合同で護国寺を見学しました。実際に触りながら体験し、お話しを伺うことができ、とても深い学びの機会となりました。新型コロナ感染症対策にご協力をいただき、このような機会を与えてくださいました、手と目で見る教材ライブラリー・大内様、木組み博物館・谷川様、護国寺・小林様に心より感謝申し上げます。

 

【参加生徒の感想の一部】

手と目で見る教材ライブラリー

「様々な模型を触り、自分の中のイメージを深めることができました。エッフェル塔と東京タワーの形が似ていることも初めて知りました。モナリザの絵の立体にも触り、普段理解できないという理由で遠ざけてしまっている絵画を身近に感じることができました。『手で触れること』は自分の世界を広げられることなのだと改めて実感しました。」

 

木組み博物館

「木をどのようにして組み合わせ、頑丈な建築物を建てるのかという、日本伝統の技術を肌で感じることができ、とても良い経験になりました。何重もはられる壁の作り、柱に十文字に木材を組み込み、建物を支える構造、大変大きな角形の釘など伝統の木造建築の技術に改めて感心するだけでなく、新しい意外性を見つけることができました。」

 

護国寺

「護国寺は徳川綱吉が建てたこと、綱吉は儒教の講義をしたことがよくわかりました。まず、門のところで『あうん』についてのお話が印象的でした。門の作りについても観察してみました。門には午前中に訪れた木組み博物館で学んだ木組みが実際に確かめられてとても面白かったです。日本の歴史についてもっと調べてみたいという意欲が湧いてきました。」

 

手と目で見る教材ライブラリー 木組み博物館
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