全国国立大学附属学校PTA連合会で
PTA活動が優秀賞を受賞しました!

附属大塚特別支援学校の、コロナ禍におけるオンラインを活用したPTA活動の取組が、全国国立大学附属学校PTA連合会(全附P連)から優秀賞として表彰されました。

活動内容の詳細は、以下のとおりです。

【コロナ禍におけるオンラインを活用したPTA活動】

休校からスタートした令和2年度、本校ではいち早くオリジナルの学習動画を配信。4月の後半には全家庭でオンライン環境が整い、7月の一斉登校開始までの間、幼稚部から高等部までのすべての学級でZoomを活用した授業が行われました。

「子どもたちの学びの機会を確保したい!」という教職員の熱意を目の当たりにし、PTAでも感染予防に努めながらできることをやってみよう、という意識が高まりました。状況に合わせてオンラインと対面を組み合わせ、結果として様々な活動を行うことができました。

オンラインで行った活動の中で、特に「講演会」は対面と同じかそれ以上の良さがありました。遠方の講師でも依頼可能なうえ、自宅で気軽に参加することができます。また、講演者の許可があれば動画配信もできるため、リアルタイムには参加できない保護者や教職員も視聴することが可能となり、大変好評でした。「コロナが収まり対面が可能になっても、オンラインを続けて欲しい」という声も多数ありました。一方、「オンラインは苦手」、「たまには人と集いたい」という方もいらっしゃるので、学校の協力を得て、PTAの会議やスイーツ講習会などをオンラインと対面をミックスした「ハイブリッド」で行いました。

対面だからこそ意義のある活動もあります。PTA会員や生徒の親睦の場である「サロンドおおつか」や「お楽しみ会」、生徒の経験を広げる「放課後カフェ」、「放課後清掃活動」は好評のため、早く再開できるよう願っています。

今回、コロナをきっかけに「オンライン」という新しいチャネルが定着し、PTA活動の幅が広がったように思います。学校・PTA活動共に「対面」が基本になりますが、いつ起こるかわからない今回のような非常事態にも円滑に対応できるよう、平時から学校とPTAの活動の中に「オンライン」を取り込み、自然なものとして馴染んでおくことが必要だと感じています。

(参考リンク)

全附連附属だより第117号(令和3年7月発刊)

 

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