3つの拠点構想

筑波大学附属学校教育局は、11の附属学校全体の協力体制のもとに、「社会の要請に基づく、国際的視野をもった基礎学力の修得や生涯学習体系の基礎モデルとなる先導的な初等・中等教育拠点を形成する」ことを中期目標のひとつとしている。そのため、将来構想の基本方針として、三つの拠点構想-「先導的教育拠点」・「教師教育拠点」・「国際教育拠点」を定めて、各校がそれに基づいて様々な教育・研究活動を行い、その成果を国内外に積極的に発信している。

先導的教育拠点

筑波大学は、小学校、中学校、高等学校及び全ての障害種別に応じた特別支援学校を附属学校として有する世界でも類を見ない大学である。またそれぞれの附属学校は、我が国を代表する実験学校として長い歴史的経緯をたどって成立しており、我が国の教育をリードするための研究と実践を内外に積極的に発信する。

2020年度の主な取り組み

  • 附属学校研究報告の発表(2021年3月22日)
  • 普通附属と特別支援学校の連携等①三浦海岸共同生活(中止)②共生社会を目指す芸術・文化交流の集い(2020年12月13日)
  • 支援教育の推進〔支援教育推進委員会〕
  • 心理・発達教育相談〔心理・発達教育相談室〕
  • 附属学校教育局プロジェクト研究①P1:交流及び共同学習の実践と評価に関する心理学的研究②P3:中高生のインターネット依存の現状と支援に関する研究③P4:ICTを活用した授業実践の共有と公開~授業実践を持ち寄って筑波の附属から普段使いのICT活用を発信しよう
  • 第15回「科学の芽」賞の実施(表彰式・発表会:2020年12月19日)

教師教育拠点

本学のルーツは我が国最初の師範学校であり、爾来日本の教育をリードしてきた。また附属学校は、大学の研究に協力及び教育実習・介護等体験実習についても重要な役割を果たしてきた。さらに各附属校は、それぞれの校種の特徴を活かして、現職教員に開かれた授業参観や研修会の開催、短期及び長期研修の受け入れ、各附属学校を会場とした「教員免許状更新講習(選択D)」の実施などを担っている。

2020年度の主な取り組み

  • 「小・中・高一貫グローバルな素養を育てるカリキュラム開発
  • 教員免許状更新講習(必修領域:4講習、選択必修領域:20講習、選択領域:43講習)
  • 特別支援学校教員資格認定試験(第1次試験:2020年9月13日、第2次試験:11月29日)
  • 教育実習等(実習、教職実践演習、介護等体験)
  • 現職教員研修①新任教員研修会(中止:資料配布のみ)②中堅教諭等資質向上研修(オンライン実施:2020年12月21日~2021年1月12日)③附属学校見学会(中止)④教員研修会(中止)
  • 附属学校教育局プロジェクト研究①P2:演劇的表現やパフォーマンスを通した学習と学習環境の共創
  • 教育史資料の収集及び管理
 

国際教育拠点

本学の附属学校は、2つの共通コンセプトのもとに、児童生徒及び教師の国際交流活動を推進する。①幼児・児童・生徒が、個々の発達に応じて、自国や他国の文化を理解し、大切にする態度を養うとともに、積極的に外国の人とコミュニケーションをとる態度を養う、②教師が、自国の文化とともに他国の文化を尊重しながら、学校全体の国際化を図り、附属として日本や世界のためにできることを考える。

2020年度の主な取り組み

  • 国際教育の推進(WWL事業、オンライン交流、イングリッシュルーム、など)
  • オリンピック・パラリンピック教育の推進(オリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開・事業の推進、クーベルタン・嘉納ユースフォーラム、など)
  • 附属学校国際教育推進委員会報告書