3つの拠点構想

筑波大学附属学校教育局は、11の附属学校全体の協力体制のもとに、「社会の要請に基づく、国際的視野をもった基礎学力の修得や生涯学習体系の基礎モデルとなる先導的な初等・中等教育拠点を形成する」ことを中期目標のひとつとしている。そのため、将来構想の基本方針として、三つの拠点構想-「先導的教育拠点」・「教師教育拠点」・「国際教育拠点」を定めて、各校がそれに基づいて様々な教育・研究活動を行い、その成果を国内外に積極的に発信している。

先導的教育拠点

筑波大学は、小学校、中学校、高等学校及び全ての障害種別に応じた特別支援学校を附属学校として有する世界でも類を見ない大学である。またそれぞれの附属学校は、我が国を代表する実験学校として長い歴史的経緯をたどって成立しており、我が国の教育をリードするための研究と実践を内外に積極的に発信する。

2018年度の主な取り組み

  • 附属学校研究発表会の実施(2019年2月23日)、希望者へのメールマガジン配信
  • 普通附属と特別支援学校の連携等 ①黒姫高原共同生活(2018年7月29日~31日) ②三浦海岸共同生活(試行)(2018年8月28日~29日) ③共生社会を目指すスポーツ交流とシンポジウムの集い(2018年12月9日) ④広報誌『共に生きる』の刊行
  • 支援教育の推進〔支援教育推進委員会・スクールカウンセラー連絡会〕
  • 心理・発達教育相談〔心理・発達教育相談室〕
  • 附属学校教育局プロジェクト研究 ①P1:交流及び共同学習の実践と評価に関する心理学的研究 ②P2:学校教育におけるICT活用に関する研究2
  • 第13回「科学の芽」賞の実施(表彰式・発表会:2018年12月22日)

教師教育拠点

本学のルーツは我が国最初の師範学校であり、爾来日本の教育をリードしてきた。また附属学校は、大学の研究に協力及び教育実習・介護等体験実習についても重要な役割を果たしてきた。さらに各附属校は、それぞれの校種の特徴を活かして、現職教員に開かれた授業参観や研修会の開催、短期及び長期研修の受け入れ、各附属学校を会場とした「教員免許状更新講習(選択D)」の実施などを担っている。

2018年度の主な取り組み

  • 「小・中・高一貫グローバルな素養を育てるカリキュラム開発
  • 教員免許状更新講習(必修A:1講習、選択必修a:8講習、選択D:18講習、選択B・C:29講習)
  • 特別支援学校教員資格認定試験(第1次試験:2018年8月5日、第2次試験:9月30日)
  • 教育実習等(実習、教職実践演習、介護等体験)
  • 現職教員研修 ①新任教員研修会(2018年4月3日) ②中堅教諭等資質向上研修(2018年12月26日~27日) ③附属学校見学会(2018年5月12日、6月15日、10月10日) ④教員研修会(2019年2月23日)
  • 附属学校教育局プロジェクト研究 ①P3:演劇的表現やパフォーマンスを通した学習と学習環境の共創
  • 教育史資料の収集及び管理
  • 茨城県大子町との連携(附属学校群及び大学による各研修会、出前授業など)
 

国際教育拠点

本学の附属学校は、2つの共通コンセプトのもとに、児童生徒及び教師の国際交流活動を推進する。①幼児・児童・生徒が、個々の発達に応じて、自国や他国の文化を理解し、大切にする態度を養うとともに、積極的に外国の人とコミュニケーションをとる態度を養う、②教師が、自国の文化とともに他国の文化を尊重しながら、学校全体の国際化を図り、附属として日本や世界のためにできることを考える。

2018年度の主な取り組み

  • 国際教育の推進(イングリッシュルーム、「グローバル教育の世界地図」(第4版)、など)
  • オリンピック・パラリンピック教育の推進(オリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開・事業の推進、クーベルタン・嘉納ユースフォーラム2018、国際スポーツボランティア育成セミナーの開催、など)