キルギス大使ご来校
5月15日(水)に、キルギス大使 オソエフ・エルキンベク(Erkinbek OSOEV)氏、大使夫人 ソルトバエワ・ジャミーリャ(SOLTOBAEVA Djamilya)氏、三等書記官 アラグシェワ・アルティナイ(Altynai ALAGUSHEVA)氏が、ご来校されました。本校鍼灸手技療法科では、これまでキルギスからの留学生が4名卒業しており、現在それぞれの進路で活躍しています。昨年度卒業生のサマットさんが大使館を訪問した際、盲学校に関するお話を大使とさせていただいたことをきっかけに興味を持ってくださり、今回のご来校となりました。
大使には、学校概要を説明の後、小学部6年生の道徳、高等部1年生の数学、音楽科の演奏研究、鍼灸手技療法科のあん摩実技を見学していただきました。また、図書館、治療室等の説明をさせていただき、鍼灸手技療法科の授業で使用している模型や手作り教材なども見学していただきました。
大使からは、「同じ障害のある教員が指導していることがとても素晴らしい」、「見せていただいた施設や授業など、今後キルギスの視覚障害者の教育に活かせるよう尽力したい」といったありがたいお言葉をいただきました。
当日同行した卒業生のサマットさんからも、「大使に日本の盲学校を見学していただくことができてとても良かった、キルギスにも同じような学校を作れるよう自分も役に立ちたい」という感想がありました。
今後キルギスにおいて、視覚障害者のマッサージ教育が発展していくこと、そして盲学校の教育が充実していくことを願います。そして、本校も可能な限り支援していきたいと思います。