高等部 筑波大学附属駒場中・高等学校
との合同ワークショップ

2021年12月18日(土)14:00~17:00に本校体育館で、筑波大学附属駒場中・高等学校の生徒6名、本校高等部1、2年生の12名、計18名で両校合同の演劇ワークショップを行いました。今回、2年振り2回目の実施となりました。

本校や駒場中・高等学校では、文化庁の「文化芸術による子供育成総合事業」の採択を受け、国語の授業で演劇のプロを招いてコミュニケーションワークショップを行っています。本ワークショップもその一環として行われました。

ワークショップに先立ち、事前に両校の生徒が手紙のやり取りを行い、当日はその手紙の内容を基に劇を作っていきました。両校の生徒同士は初対面でしたが、ワークショップが始まって、「どんな手紙のやり取りをしたのか」、「手紙の内容をどう活かして劇にするのか」話し合っていくうちに、自然と距離が縮まっていきました。そうして出来上がった4作品は、それぞれの思いと自由な発想を詰め込んだ、傑作となりました。

今回のワークショップを通し、駒場の生徒の皆さんには点字や視覚障害の世界を知ってもらえる機会となったと思います。そして本校の生徒にとっては、駒場の生徒さんの発想力の豊かさから刺激を受けるとともに、盲学校ではあまり意識されていない、体の動きによる表現・空間の使い方、他者への見せ方を知ることができ、貴重な学びの機会となりました。

グループでの話し合いの様子

作品発表

 

 

 

 

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