日彫展・触れる鑑賞教室 小学部4・5・6年生

  4月25日午後、小学部4・5・6年生の児童18名が、台東区上野 東京都美術館で開催されている第54回日彫展 触れる鑑賞教室に出かけました。
  今年で4回目となる本行事は、彫刻家をはじめとするガイドの方々と、対話を通して彫刻作品に触れることのできる大変貴重な機会となっています。
  事前学習として、学校に寄贈された彫刻家 中村宏氏の作品を使って鑑賞の仕方を確認したり、点字・墨字版の展示作品解説をもとにイメージを広げ興味関心を高めたりして、鑑賞会に臨みました。
  当日は、木・石・石膏・ブロンズ等で制作された彫刻に触れ五感を使って作品を味わう児童、身長より高く大きな作品の制作方法に疑問をもち作家に質問する児童など、いきいきとした表情で彫刻鑑賞を楽しんでいました。
  視覚特別支援学校の子どもたちが、スクールバスで美術館に出向き、鑑賞ガイドの方々と対話を楽しみながら彫刻作品に触れて作品を味わうことのできる体験、表現の自由や豊かさを体全体で感じる大切な経験として、今後自身の造形制作に活かされることと思います。

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