社会貢献プロジェクト
筑波大学では、教職員や学生による多様な形での地域への貢献活動等を「筑波大学社会貢献プロジェクト」として採択し、活動経費の支援を行っております。附属学校関係者によるプロジェクトは次のとおりです。
(最終更新:2024.2.19)
(⽂化・地域活性化)
つくさか 食農体験活動支援プロジェクト
附属坂戸高等学校 深澤 孝之 副校長
本プロジェクトは、本校の長年にわたる農業教育の活動実績をもとに、子どもたちや学校教育現場の諸課題解決を目的として、地域の小中学校や諸団体などに対して農業や食に関する様々な体験活動の支援を行うものである。各校学校菜園への指導、本校農場での体験学習、また食育支援事業としての給食食材提供などを計画している。今年度からは支援を必要とする子どもたちを対象とした活動を特に重視し、本校生徒との協働学習機会も積極的に導入して、より効果的なインクルーシブ教育機会の創出にも努める。
文京ラグビースクール活動支援 ~小学生へのラグビー普及活動の一環として~
附属高等学校 山田 研也 教諭
文京区周辺の小中学生を対象に、2013年4月より開校している「文京ラグビースクール」(通称:BRS)の活動を、本学ラグビー部、附属高校ラグビー部およびそのOB会により支援する。東京都内、特に山手線内はグラウンド確保が難しく、2010年までラグビースクールは存在しなかった。文京区内に広大な敷地を有する附属学校のグラウンド、および日本選手権準優勝の実績を誇る本学ラグビー部の人材を有効に活用することにより、この地区におけるラグビーの普及に貢献することを目的とする。
(その他)
視覚障害乳幼児とその保護者を対象とするオンライン教育相談体制の構築
附属視覚特別支援学校 髙橋 里子 教諭
視覚障害乳幼児の発達を促すためには早期からの専門的な関わりが欠かせない。視覚障害乳幼児とその保護者への相談・支援は各地域の視覚特別支援学校が担っているが、視覚障害者の数、学校数は非常に少なく、学校が居住区から遠方にあるケースも多い。本校では、昨年度実施した本プロジェクトにより対面とオンラインのハイブリッド形式で教育相談を実施する環境を整備し、保護者支援に当たってきた。今年度はその環境を引き続き活用しながら、保護者自身が視覚障害について学びを深める機会を提供する等支援の充実を図っていく。
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