筑波大学附属聴覚特別支援学校
創立150周年記念事業
筑波大学附属聴覚特別支援学校は、2025年5月22日に創立150年を迎えます。
150年の歩みから、主な出来事をピックアップして紹介します。
「東京盲啞学校から東京聾啞学校へ」
東京盲啞学校は、1909年(明治42年)に東京盲学校、1910年(明治43年)に東京聾啞学校と2校に分離運営されることとなりました(東京盲学校は、新校舎(雑司ヶ谷町)に移転するまで指ヶ谷で授業を行いました)。教員養成を目的とする東京盲啞学校の「教員練習科」は、分離に伴い「師範科」に改められ、やがて「師範部」となりました。後の「国立ろう教育学校」、「東京教育大学教育学部特設教員養成部」、「同教育学部附属リハビリテーション教育研究施設」へとつながるものです。また、1928年(昭和3年)には幼稚部の前身となる「予科」が設けられました(「東京教育大学教育学部附属聾学校九十年の歩み」、「東京教育大学附属聾学校の教育-その百年の歴史-」より)。