中学部 夏季学校

 中学部では、「35人全員で笑い合い、手を取り合って助け愛、最大の行事夏季学校を最高の思い出にしよう!」の全体目標のもと、7月18日(火)~20日(木)の2泊3日で山梨県甲州市にある甲斐の国大和自然学校にて夏季学校を実施しました。(今年度はコロナ禍以前の2泊3日、場所も山梨県に戻しての実施となりました。)

 1日目。学校で開校式を行った後、1台の大型バスに乗り込み、全員で宿泊・活動先である山梨県甲州市の大和自然学校へ移動。施設到着後は館内オリエンテーリングやレク係、キャンプファイヤー係、野外炊事係の3つに分かれて係活動がスタート。夜は体験館にてレクリエーション。ボーリングや腕相撲大会などをしながら、白熱した夏季学校初日の夜を楽しみました。

 2日目はプチシャワークライミング(沢遊び)。まずは、沢の中をじっくりゆっくり歩き、時には川の水をかけ合いながら沢遊びを楽しみます。慣れてきた頃には急流の中を歩き、大自然を満喫。「初めて川の中を歩いた」「ビシャビシャになったけど楽しかった」などと大満足の様子でした。夕方はキャンプファイヤー。キャンプファイヤー係による点火劇や各班で練習した出し物の披露、最後に今年の夏季学校テーマソングを歌うなど、火を囲みながらの暑い2日目の夜も大いに楽しみました。

 3日目最終日は、カレーライス作りを各班で実施。火を起こす係、野菜や肉を切る係、盛り付け係など、各班で生徒たちそれぞれが助け合い(愛)ながら、どの班も力を合わせて作ったカレーライスは大成功。「みんなで作ったカレーは美味しい!」と笑い合いながら、山盛りカレーライスをほぼ全員が平らげていました。

 ポストコロナでの夏季学校。「2泊も大部屋にみんなで泊まったことなんてない」「キャンプファイヤーは今回が初めて」という生徒もいました。幸運にも天気に恵まれ、暑すぎることもなく、雨も降ることなく無事に終了し、夏季学校を最高の思い出にできました。

附属視覚特別支援学校サイトへ