潮干狩り遠足に行ってきました!
~アサリを見つけた! 採ったぞ!~

 5月27日(火)、小学部春の校外学習を実施しました。ここ数年、小学部の春の校外学習は、「1、2年生グループ」、「3~6年生グループ」に分かれて実施していました。今年度は、子ども同士の関わりをより広げたり、深めたりするとともに、友達と一つの活動を共有することを通して、一人一人にとって大切な思い出をつくってほしいと考え、小学部全体で取り組むことにしました。
 校外学習の目的地は「ふなばし三番瀬海浜公園」です。「ふなばし三番瀬海浜公園」は潮干狩りができる場所として有名であり、本校の子どもたちも熊手を片手に潮干狩りに挑戦しました。当日は、曇り空で涼しい海風が吹く、若干肌寒い天候でしたが、子どもたちは元気いっぱいに潮干狩りに取り組んでいました。
 初めは、「アサリ、本当にいるのかなぁ?」、「アサリ、どこなの?」などと心配していた子もいましたが、砂を掘り始めると、「あ、見つけた!」、「こっちにもあった!」、「大きいアサリを見つけたよ。見て見て。」など、あちこちから歓喜の言葉が聞こえてきました。また、海水のかおりや砂浜の感触を味わったり、全身で海水を浴びたりするなど、海辺ならではの磯遊びを楽しむ子どもたちもいました。
 潮干狩りを初めて経験する子も多く、活動後は、「アサリ、650個も採れたよ!」、「僕は、小さいアサリだけだったなぁ。」、「ヤドカリもいたよ。」とうれしそうに興奮した様子で友達と話す様子が見られました。今日という一日が、子どもたち一人一人の心と体に心地よい記憶として残るといいなぁと思っています。
 採集したアサリは学校に持ち帰り、生活科や理科の授業で観察しました。

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