高等部1年 社会見学

 3月16日、高等部1年生は社会見学に出かけました。
 午前中は田町でボウリングに挑戦です。経験者もいましたが、初めて体験する生徒もいました。ボウリングのピンが見えない生徒は、ガイドレールを使って投げます。左手で投げる方向を確認し、右手は振り子のようにガイドレールと並行に手を振って、エーイ!
 最初はガターを連発する生徒もいましたが、後半はかなりピンに当たるようになりました。弱視生徒の最高点は98点、ガイドレールを使った生徒の最高点は46点でした。最低点は秘密です。始めてボウリングを体験した生徒も、「メッチャ楽しかった!」と話していました。
 昼食は上野で、ベトナム料理を食べました。メインは牛筋かココナッツのカレーライス、牛肉か鶏肉入りのフォーから選びます。ジュウスもマンゴ、ココナッツ、イボモモから選ぶことができました。ベトナム料理でよく使われるパクチーもおおむね好評でした。初めてフォーを食べた生徒は「濃厚な味でおいしかった。」と言っていました。
 午後は、国立科学博物館で、ご準備いただいた学習プログラムに参加しました。今回学習した内容は、「鳥のくちばし」です。7グループに分かれ、様々な鳥のくちばしを触ったり見たりしながら観察し、なぜこのような形になっているのか、特徴と目的がどう結びついているのかを考えました。生徒は「くちばしもこんなに種類があって奥が深いんだ。」と感心していました。
 その後は館内を自由に見学し、アンモナイトの化石に触ったり、蝉の鳴き声の聞き分けに挑戦したりと貴重な体験をさせていただきました。
 天候にも恵まれ、高1最後の心に残る思い出の1ページとなりました。

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