「2019年度スーパーグローバルハイスクール・WWLコンソーシアム構築支援事業・地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)合同連絡協議会・事業別連絡会」開催

去る6月28日に「2019年度スーパーグローバルハイスクール(SGH)・WWLコンソーシアム構築支援事業(WWL)・地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)合同連絡協議会・事業別連絡会」(文部科学省・筑波大学主催)が、筑波大学東京キャンパス文京校舎を会場に開催され、SGH指定校67校・アソシエイト(SGH)19校、WWL10校、グローカル型指定校20校・アソシエイト(グローカル型)5校などから関係者約280名が集まりました。

SGHは、グローバル・リーダー育成に資する教育課程等に関する研究開発を目的とし、平成26年度より実施されています。WWLは、将来、世界で活躍できる人材を育成することを目的とし、令和元年度より実施されています。グローカル型は、グローバルな視点をもってコミュニティを支える地域のリーダーを育成することを目的とし、令和元年度より実施されています。

本合同連絡協議会・事業別連絡会は、3事業の関係者が各校における研究の進捗状況や課題などについて情報共有を図ることを目的として開催されました。

第一部は、文部科学省が主催し、田村真一初等中等教育局参事官(高等学校担当)による挨拶と各施策・事業等説明が行われた後、茂呂雄二筑波大学副学長・附属学校教育局教育長による挨拶があり、その後、事業毎に会場を移し、説明がありました。

第二部は、事業別連絡会を開催し、幹事校管理機関(SGH: 濱本悟志筑波大学附属学校教育局次長、WWL: 小林美智子筑波大学附属学校教育局特命補佐)の挨拶に続き、各関係機関の自己紹介、分科会、講評等を実施しました。

分科会では、7会場に分かれ、1会場に司会校が4~5校・発表校が8~10校で実施しました。具体的にどのようなカリキュラムを開発し、運用しているかについて各指定校等から発表を行い、より深い交流がなされました。その後、企画評価会議協力者等による講評が行われ、活発な意見交換が交わされました。

参加者からは、「WWL関係の話を聞くことができたことは良かった。多くの学校のSGHが本年度で終了するので、今後の自走の取組を発表の重点とすれば、参考にできることも多かったのではと思います」、「質問時間がとても短い、また、なかった発表が多く、ディスカッションの様にはならなかったことが残念。とはいえ、忙しい先生方が忙しい時期にまとめてくださった内容を聞けたことはありがたかった」、「関連校の状況、取組を知ることができ大変参考になった」と熱意ある意見が多数寄せられました。今回の合同連絡協議会・事業別連絡会を通じて各校の連携が更に深いものになり、研究開発が更に推進されることが期待されます。

連絡会の詳細についてはHPをご覧ください。http://www.sghc.jp/