令和元年度 筑波大学教員免許状更新講習 附属聴覚特別支援学校実践演習

8月26日(月)に本校において本年度2回目の筑波大学教員免許状更新講習が行われました。8月の講習では、講義と演習が行われました。今年度は、36名の受講者の方々に来ていただきました。遠方からもおいでいただいております。

午前中は、「聴覚障害教育について」と「聴覚障害児の言語指導について」の2つの講義でした。聴覚障害教育において大切にしていることを具体的に知っていただきました。午後は、「聴覚活用」「発音指導」「コミュニケーション手段」の3分野の演習を行いました。「聴覚活用」については、きこえの仕組みを学んだ後、実際に2人組で難聴の疑似体験をしていただき、聴覚障害児にどのように接したらよいか、伝え方の工夫に関しても知っていただくことができました。「発音指導」では、発音学習の基本を学んだ後に綿やお菓子を使っての指導法を学んで頂きました。「コミュニケーション手段」では、主に手話についてその特徴や実際の表現方法、手話の奥深さについて知って頂きました。

受講された方々は、講義をうなずきながらたいへん熱心にお聞きになっていました。また、演習においては、体感しながら聴覚障害教育について学んでいただいたようです。

来年度、更新講習を予定されている方には、夏の1日、本校での受講を候補に挙げていただけたら幸いです。

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