令和元年度附属学校教育局危機管理研修を開催

令和元年8月29日(木)、東京キャンパス文京校舎において、附属学校教育局危機管理研修を開催しました。

学校を取り巻く社会環境が急激に変化している昨今、学校内においては様々なトラブルや問題が発生しています。このような状況を鑑み、附属学校教育局では、平成22年度から附属学校教員を対象に本研修を実施しています。今年度は教職員がハラスメントについて正しく理解し、共通の認識を持つことにより、学校におけるハラスメントの防止に役立てることを目的として開催しました。

茂呂教育長の開催挨拶のあと、本学人文社会系の星野豊(ほしのゆたか)准教授を講師に迎え、「学校におけるハラスメントとその対応」について講演いただきました。ハラスメントの定義と問題点、ハラスメントの判断が難しい状況、ハラスメントに対する教育的対処と法的対処との関係などについて、専門的見地に基づいた事例説明や解説をいただくなど、実践に即した有意義な研修となりました。

当日は本学の附属学校11校(附属小学校、附属中学校、附属駒場中学校、附属高等学校、附属駒場高等学校、附属坂戸高等学校、附属視覚特別支援学校、附属聴覚特別支援学校、附属大塚特別支援学校、附属桐が丘特別支援学校、附属久里浜特別支援学校)並びに附属学校教育局及び理療科教員養成施設から47名の教職員の参加がありました。